色々あった5年生ですが、今のところ無事に過ごせてます
コロナ禍で休校が続き、普通であればもうすぐ夏休みってタイミングで学校が再開し、夏休みもほとんど無いまま二学期が始まり、楽しみにしていた運動会も林間学校も無くなってしまった五年生を過ごしてきた息子ちゃん。

家族誰もコロナにかかることなく2020年を無事に過ごせたのは良かったと思ってます。

2020年後半は、息子ちゃんも週末は友達とたくさん遊んで、普通の小学生らしく過ごせたので、充実した一年だったと思います。

GoToが原因かはわかりませんが、コロナ感染者も増えていき、第二波・第三波と連日報道されていると、中々旅行などの非日常の経験ができない毎日が続いて寂しい限りです。

なかなか遠出ができないなら近場に行こうと、我が家では今まで実施してこなかった私立中学校の説明会等に数回通ってみることにしたのです。
遠出できないので、学校説明会に行きました
これまで、Z会で中学受験コースを受講してきましたが、具体的に「どこに行きたい?」とは考えてこなかった我が家…。そもそも中学受験すべきなのかどうかもはっきり決めかねている我が家…。
まずは、家から通うことができて中学受験できる学校を調べ、どこの学校なら目指せるのかを知り、その学校がどんな雰囲気なのか?行ってみたくなる学校なのか?を感じるのが説明会に行く趣旨でした。

いくつかの学校を見学すると同じくらいの偏差値の学校でもそれぞれ特色や雰囲気が異なり、とても勉強になりました。
ある程度親が学校を選定しますが、実際に触れてみると「ちょっと違うかな・・・」とか「思ってた以上に良いなぁ・・・」とか、学校の設備や校舎の痛み具合や古さや新しさなども感じられたのは、親にとっても大きな収穫でした。また、生徒さんが説明会のお手伝いをしている学校もあり、どんな生徒さんが通っているのかも知ることができたのが良かったです。
息子ちゃんも「なんとなくここは合わないかも・・・」とか「なんか通っても良いかなぁ・・・」とか感じることができ、これまで全く意識していなかった「受験」もありかも・・・って気持ちに変化してきたのは本当に驚きました。
親にとっても子供にとっても、約1年後に迫る入学試験と入学後の中学校生活を意識するうえでも、学校説明会に参加してよかったです。

なお、学校によっては、入試問題の傾向などを説明する学校もあり、参加することに意義があるケースもあるので、受験をするかしないかわからない人でも、いろいろな学校を見て回るべきだと感じました。
具体的に目指す学校を意識したら、勉強方法も変わります
通えそうな学校の学校説明会へ参加すると、Z会の中学受験コースのような難関校も対象とした教材とは、ちょっとレベルが異なるのでは?と感じるように・・・。
これまでZ会の中学受験コースも毎月与えられているペースでその月にこなしていました(ドリルは手を付けられていませんでしたが・・・)。
到達度テストや外部模試などを受けると難しい問題が解けるようになっているのはZ会をやってきた結果と思いますが、皆の正答率の高い問題を落とすことも多く、全体的に基本的な問題をこなす量が全体的に少ないのでは?と感じるように・・・。
実際、Z会のテキストを実行するにも標準時間をはるかにオーバーすることもあり、他の勉強にてを出すことができず、オーバーヒートしてしまうことも・・・。

目指す学校が基礎的な問題が多く出るのであれば、良問でもちょっと難解なZ会の教材はミスマッチなのかもしれないと・・・。
多くの学校でも基本的な問題を落とすと挽回が難しいと思うので、他の受験生と戦える下地を固めないといけません。
息子ちゃんとしては、算数がこれに当てはまりました。絶対的に計算量が少ないため、苦手部分の反復が目標の学校に入るために絶対不可欠な状態なのだと・・・。
皆が正解している単純な問題を確実に取りに行くため、学習にちょっと時間がかかってしまっているZ会の中学受験コースで難しい問題に多く触れるより、苦手分野を見極めてポイントを絞った解説と反復練習を目的とした通塾を算数だけ行うことにしました。
ならば、中学受験コースを止め、ハイレベルコースに切り替えることも再度検討しましたが、ハイレベルコースは全教科まとめての受講となるため、算数以外の他の教科も引きずられてハイレベルに変えるのも・・・。
実際、理科・社会はこのまま中学受験コースでちょうど良いと思っているだけに、算数のみ対策したいっていうのが結論です。
ということで、これまで続けていたZ会の中学受験コース(算数)は、5年生の秋に終了することにしたのです。

目指す学校と本人の理解度にあわせて算数のみ通塾に切り替えたのは正解かも!
Z会の中学受験コースを算数のみ通塾に変更したのですが、これが息子ちゃんには合っていたようです。

つるかめ算や旅人算や池の周りの木の本数を求めるなど、受験では必須の計算方法もなんとなくで覚えていた(流していた?)と思われるのですが、確実に定着できていないのでは?というと疑問は的中しました。
実際、塾から出される宿題をやっても、解けるときと解けない時があったり不安定な期間が続きます。しかし、毎日出される塾の宿題で解けなかったものを塾の先生に納得するまで聞いてくるなどしていると、安定して問題が解けるようになり、だんだんと知識が定着してきているように感じます。
これまでZ会で頑張っているにも関わらず、なかなか結果につながらない状態に「なんでだろう・・・。僕ダメなのかな・・・?」と自信を無くしかけていただけに、この気持ちの変化はこの先の1年間に良い意味をもたらすような気がしています。

数か月間、通塾を続けた後の外部模試の成績は、回数を重ねるたびに(少しずつですが)上がってきており、本人も頑張った結果が出てきていることに満足しているようです。

通塾することで、無理のないペースを毎日こなすことができるようになり、段々と実力が安定してきているので、算数だけZ会から塾に切り替えたのは大正解だったと思っています。

勉強自体はしたくないらしいのですが、塾で勉強することは嫌ではないというのも良かったです。そして、毎日決まった量の宿題をコツコツ積み重ねていくことの重要性もわかってきたようです。
通信教育とは異なり、即時双方向でやり取りできるのも息子ちゃんにはあっていたのかも知れませんね・・・。
ということで、算数は塾にお任せすることにし、自宅では宿題の進捗確認をメインでやっていくことにします。
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