二学期になると大手受験塾主催の模試が行われます。
各社の目指すレベル感があるので、目指す学校のレベルや傾向にマッチした模試を継続して受けることが大事だと思います。
我が家の場合、偏差値の高い学校というより、いわゆる中堅校が目指している行きたい学校だったので、日能研や四谷大塚などの模試では無く首都圏模試を中心に模試を受けるようにしました。
首都圏模試は、難解な問題より基本的な問題が中心なため、基礎力を得るには丁度よい材料だと思います。
首都模試を受け、間違えた問題と正解している問題の傾向を分析してみると、全体の正答率が75%以上の問題はある程度解けている模様。
でも正答率が50%位の問題は取りこぼしがあり、正答率が25%以下のものは、どの教科も解けていない感じです。
国語への対策
国語は漢字や熟語の不正解が得点を下げる要因になっている模様。他の人は確実に得点を稼いでいるのにここを落とすのはかなりのハンデとなってしまいます。
ということはここを強化すれば良いのでしょうけど、一長一短では解決が難しいところでもあります。
漢字や熟語は毎日個数を決めて、地道に覚えていかないといけないですね。
それを本人に伝え、毎日ノルマを決めて漢字や熟語対策を行いました。
また、漢字のミスの原因は「字を丁寧に書かない」ことということが判明しました。
なので、漢字練習する前に「ノフロカネ」をカタカナで丁寧に書くと漢字もキレイに書け、正しく覚えるのです。
小学校に入って、最初にカタカナを習う理由がわかった気がします。漢字のパーツとなるカタカナを丁寧に書ければ漢字もキレイに書け、覚えるのも早いみたい。
カタカナや平仮名なんて、就学前に覚えてしまい、小学校で習うときは「ふふぅ〜ん♪覚えてるから余裕だぜ!」なんて気持ちで適当に過ごしてきたツケが中学受験で影響するとは・・。
でも、気づけて良かったです。
漢字を丁寧に書くことで、1・2回書くだけで覚えていっちゃうんですもんね。
もっと早くに気がついてあげれたら良かったと反省です。
算数の対策
算数も簡単な計算問題のミスが多いんですよね。
こちらは計算の途中で数字を写し間違えるというミスが多いいことに気が付きます。
なので、漢字同様、算数に取り掛かる前に0〜9までの数字を書く。しかも1字づつ数字の最後を止める(勢いで流れない)ことを意識させます。
こうすることで、0と6の見間違いがなくなり、それだけで計算力が上がるのです。
そして、途中式も丁寧に書くことを意識付けます。
こうすることで、間違えた問題でどこで失敗したかがわかりますからね。
社会の対策
社会も点数を下げているのは漢字問題。答えはわかっているのに今時で書けない(間違えて書いてしまう)ということでした。
社会はドリルを繰り返し解いて、間違えたところを何度も繰り返して全体の底上げを行いました。
また、首都模試で全体の正答率が25%以上で落としてしまった単元を集中的にドリルを繰り返しました。
本人は大変ですが、間違えた問題(苦手な問題)を繰り返し行うので、だいぶ大変だったと思いますが、間違えた問題だけに絞っていったので、ドンドン数が減って、得点も取れるようになったので本人も納得していましたね。
理科の対策
理科については、苦手な分野と得意の分野の差が大きいですね。
完全に諦める単元も作らないといけないかな。というのもありますが、先ずは不得意分野を集中的に繰り返しドリルします。
全体的に苦手意識は少ない単元なので、やればできていく感じなので、頑張れと声がけして応援しつつ発破をかけていく感じですね。
志望校の目星を付けるのもこの時期
夏休み前は、なんとなく行きたい学校を偏差値やパンフレットで選んでいる感じで、なかなか自分事のように感じていませんでした。
二学期になると様々な学校で学校説明会があり、文化祭なども行われて、それぞれの学校を実際のものとして感じられるようになってきます。
ある程度行きたい学校を絞り込んで、説明会に参加して、志望校を決めていきます。
また、第一希望がだめでも、第二希望・第三希望でも行っても良いかなっていう学校もピックアップして、見学などをしておくと良いと思います。
受験は一発勝負だし、なにがあるかわからないですからね。
第一希望でなくても、行きたいと思える学校に通わせてあげたいので、様々な可能性を考えて本人に合う学校を探せると良いと思います。
いくつもの学校を見て回るのも大変ですが、気になるところは何度も見学して、必要などするのも良いと思います。
少なくとも納得して受験に取り組んで貰えればと思います。
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